田中教授からのメッセージ 〜研究室の教育方針〜
 
当研究室では装置と予算の許す限りいろいろな基礎研究テーマに取り組んでいます。大学院生は異なる研究テーマを持っており、それぞれの研究に関して論文の第一著者になることを予定して研究しています。 特に博士課程の大学院生は共同研究者であると考えています。言い換えれば、それだけ活躍することが求められています。

研究で最も大切なのは自由な発想です。自分で何を考え、何を見ようとしているのか、そこに研究者の感性がでます。この感性は物理の本だけで磨かれるものではありません。 私は、研究者の能力は以下の式で与えられるとよく院生に言っています。

        研究者の能力=研究者の感性=
[人生] dt


皆さんは被積分関数(人生)が大きくなるような生き方をしていますか?


 
   



 
 研究室選びの三か条 〜何を研究しようか迷っている君へ〜
 
第一条  面白くなければ研究でない


  研究は面白くなくては続きません。高度な内容の勉強はしなければならないし、実験で寝ることができないこともあります。好きでないとやっていられません。
 
研究をやらなければならないという事と、やりたいということは本質的に違っていますから、十分注意してください。ある分野が注目されているからといって流行に左右されるのはもってのほかです。 自分自身この辺で錯覚していないか冷静に判断してください。



第二条  研究室の雰囲気の判断

  先生は自分の研究室のことを良いと言うに決まっています。先生の言うことだけでは本当の雰囲気はわかりません。最も良い方法は、大学院生の部屋の雰囲気で判断することです。 院生部屋は研究室のカラーが最も出やすいところです(先生の悪口が聞けるかも…)。研究室の雰囲気は研究にとって最も大切な要素の一つです。 特に実験系は単独で仕事をすることが少なく、どんな小さな実験でも先輩、同僚などの協力が必要となります。共同作業にはメンバーの意思疎通が必要条件です。


第三条  研究室の訪問

  研究室訪問は大抵の場合歓迎されます。積極的に訪問することを勧めます。ただし、先生には季節的にきわめて忙しい時期があります。 大体1月から3月のいわゆる年度末は各種報告書、修士論文発表、学会と行事が続くため、避けた方が良いでしょう。4月から7月はお勧めです。



再び第一条  面白いと思った方が勝ち!

 もう一度、第1条。はっきり言って、学部学生の君は何が面白いのか、まだほとんど見えていないと思います。だったらこう考えたらどうでしょう、「おもしろいと思った方が勝ち」。 それだけの柔軟性をもって大学院に進んではいかがですか?どの研究室でも、きちんと仕事をすれば研究の面白味を実感できるチャンスがめぐってきます。もし、君が面白いなと感じたらしめたものです。 あとは飯を食うより面白くなります。
 
   

 
 
付録 ホームページから判断する
どんな研究室か知るために、その研究室のホームページを見る方法があります。余裕のない研究室はホームページがちゃんとしていません。ホームページの内容から判断するのはかなりあたっています。最近は、お金を出せばホームページを作ってもらえるので、個性のないページが増えていますが、自分たちで頻繁に更新しているかどうかを判断するとよいでしょう。

 
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